風邪やインフルエンザの予防に効くと言われている、R-1ヨーグルトを自作しました。
R-1ヨーグルトの効果
乳酸菌1073R-1株
“乳酸菌1073R-1株”という乳酸菌が、風邪の予防に効くようです。
乳酸菌1073R-1株を使用したヨーグルトには、NK活性増強効果があり、風邪罹患リスクを低減します。
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/top/ より
NK細胞活性化剤
以下の特許によると、43℃で発酵させてから、4℃で1日保存することでヨーグルトが作成できるようです。
L. bulgaricus OLL1073R-1、S. thermophilus OLS3059(FERM P-15487)をスターター菌として加え、43℃で発酵を行った。酸度0.7で発酵を終了し、4℃で1日保存することで最終酸度0.78となった。
https://ipforce.jp/patent-jp-B9-5744462 より
レシピ
準備
次の機材および材料を用意します。
機材
低温調理器
私が使っているものはこちらです。
深さのある鍋
低温調理器が使える深さのある鍋を用意します。私は6リットルの圧力鍋の鍋の部分を利用しています。
ビン
ヨーグルトを入れる瓶です。以前はプラスチックの容器を使っていたこともあるのですが、臭いが気になるので最近は瓶を使って調理するようにしています。こちらの瓶が容量1リットルなのでちょうどよいです。
Bormioli Rocco(ボルミオリ・ロッコ) クアトロスタッジオーニジャー 1.0L 3.65160(00236) RBR7904
材料
R-1ヨーグルト
ヨーグルトでもドリンクタイプでも、どちらもで構いません。
賞味期限前に半額になったものがあればまとめ買いし、冷凍保管して使っています。
北海道てんさいオリゴ
オリゴ糖であれば何でも良いと思いますが、個人的に「北海道てんさいオリゴ」をヨーグルト作りで愛用しています。
牛乳
種類別名称が”牛乳”と書かれている、普通の1リットルパックの牛乳を用意します。
なお、種類別名称が牛乳でも低温殺菌の牛乳だと経験上、ヨーグルトが固まりにくいので高温殺菌のものを使います。
調理
材料を混ぜる
次の手順で材料を混ぜます。
- 瓶にR-1ヨーグルトを入れる
- てんさいオリゴ糖を追加して混ぜる
- 牛乳を4分の1くらい追加して混ぜる
- 牛乳を瓶一杯まで追加する
43℃で発酵
低温調理器を温度43℃、調理時間を10時間前後に設定します。
夜に調理開始し、朝起きて調理完了後に鍋から取り出します。
朝起きたら10時間過ぎてることもありますが、、味には影響無いです。
4℃で冷却
発酵したら食べたいところを我慢して、1日冷蔵庫で冷やします。
発酵直後に食べると、ヨーグルトが緩かったです。
材料費
材料費は次の通りでした。(今回のレシピではヨーグルトを半額で買ってますが、毎回半額で買える訳ではないので通常価格で計算しています。)
材料 | 分量 | 金額 | メモ |
牛乳 | 900ml程度 | 173円 | 1リットル178円+消費税で計算 |
R-1ヨーグルト | 1個 | 127円 | 118円+消費税で計算 |
北海道てんさいオリゴ | 30g程度 | 30円 | 1kg900円+消費税で計算 |
合計 | 330円 | 1リットル瓶に満量 |
4個セットで小分けにされたヨーグルトと値段的にはあまり変わらないのですが、乳酸菌1073R-1株の効果がある気がする分、風邪の予防になっている気分がします。
また、普通にR-1ヨーグルトを購入するのと比べて30%程度の値段で作成できます。(37÷127=0.291023622・・・より)
材料 | 分量 | 金額 | 112g当たりの単価 |
市販R-1ヨーグルト | 112g | 127円 | 127円 |
自作R-1ヨーグルト | 1,000g | 330円 | 37円 |